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【備忘録】レースのあれこれ [メドックマラソン]

久しぶりに3日続けて走ったら
足が重い、体が重い…
水戸はファンランとして、せっかく大阪に出るので
もう少し何とかしなくては。です。


さて、メドックマラソン最終章。
私が行く前に知りたかったこと、
行ってみて初めて分かったことを
まとめておきます。


行く前に知りたかったこと
その① 関門の場所と時間
正確なことは結局分からずじまい。
ですが恐らく関門は1カ所のみ、
ハーフ地点を過ぎたあたり/3時間30分。
公式サイトのコース紹介動画に出てきていました。
ココさえを通過したらとりあえずフィニッシュまで走れそう。
今年は7時間過ぎてもワインなどの完走賞一式はもらえてました!

その② トイレ事情
スタートゴール地点には仮設がたくさんありました。
河原と道路側、両側に列が伸びてましたが
河原のほうは数も多くさほど待たずに入れました。
コース前半、15キロ過ぎまで仮設トイレがなかった(と思う)ので
スタート前に済ませておくべしっ!!
コース上の仮設は3カ所(たぶん)。いずれも2基のみ。
でも利用者はほとんど女子ランナーでさほど並んでなかったです。
男性ランナーの大半はぶどう畑に…汗
(でもコスプレしてる人は時間がかかるので要注意)
私は28キロ地点あたりの仮設で10分ぐらい待ったかなあ。


その③ 荷物預け
スタート&ゴール地点の近くに荷物預けテントあり。
タグをもらってゼッケン№を書いて預けます。
割とスムーズ。でした。
マイカーやツアーのバスに荷物を置く人も多いのかな?
大会シャトルには置いておけないので、荷物預けせねばです。

その④ 給水
かなりの数の給水エイドがあり、
小さなペットボトルを渡されます。
私は7~8本飲んだかも。
転んだ時は傷口を洗えて助かりました。
スポドリはないので、ミネラル不足になるかも。
足が攣りやすい人は塩飴など持ったほうがいいと思います。

その⑤ 給食
フルーツ、パンなどはふんだんにありました。
が、ガツンと糖質取れるようなものは少なかったかも。
30キロ手前のカヌレぐらい?
あとは私設エイドのチョコがあったような…

行ってみて分かったこと
その① タフなコースだった!
想像していた以上にアップダウンがあり、
半分ぐらいは未舗装道路。けっこう足にきます。
ぶどう畑の中はまったく日陰がないので、日差しにやられます。

その② カートが危ない!!
リヤカーみたいなカートで走る一団がたくさんいます。
人数多い、テンション高い、そしてけっこう速い!
後ろから「どけどけーっ!」という勢いで来るので怖かった…

その③ 渋滞しまくり
20カ所以上のシャトーはパスできません。
必ず通るようにコース設計されてます。
シャトーの入り口と出口が狭いので
最初のほうは、完全に足が止まるぐらいの渋滞ぶり。
徐々にバラけてきますが、タイムロスは必須。

その④ はぐれやすい!
参加者は8000人以上、なのに、道幅が狭いので
かなりの混雑。仲間とパックで走っていても
給ワイン所やエイドの混雑ですぐ見失っちゃう~。
ゴール地点もごった返していたので
待ち合わせを細かく決めとくべきだったと反省しました。

☆ ☆
いろいろ、「あれれ?」と戸惑うこともありましたが
応援も熱くて最高にハッピーな大会でした♪
またいつか(ペアグラスがもらえる第40回?)走れたらいいな。

☆ ☆ ☆
参加者の国別内訳を見ると
フランス、イギリスに次いで、日本は3位(500人弱)でした!
リピーターも多そう~。(←分かる~~)




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【備忘録】メドックマラソンのエントリー [メドックマラソン]

メドックマラソンの公式ホームページ(フランス語と英語)は
知りたいことがどこに出てるのか分かりにくく、
情報収集はもっぱら過去に参加した人たちのブログでした。
私も来年のエントリーを考えてる人のために
多少はお役に立てるよう、情報をまとめておこうと思います。

☆日本から参加する場合の選択肢はざっくり3つ。
①日本の旅行会社のツアーに参加
②ヨーロッパなどの旅行会社のツアーに参加
③自分で組み立て

10年前にメドックマラソンのことを知って
日本からのツアーを調べたら60万円超!だったので断念。
しかし今年は30万前後のツアーも出ていました。

ドイツ、イギリスなどの旅行社が
パリやボルドー集合/解散のツアーを出しています。
日本人向けのツアーもあり、2019年は
3泊で1000~1200ユーロぐらい。
(他にもあると思います。ご参考までに)

①②のメリットは
・エントリーを代行してもらえる
・前日のゼッケン引き取りがない
・当日は送迎つきでツアーバスに荷物を置いておける(?)
・シャトー巡りや近隣の観光がオプションで選べる

私たちは③自分たちでエントリーしたので
その流れを簡単に。

2月某日    公式サイトをチェック。3月初旬からエントリ開始と知る。
3月1日 (土) 16時(現地時間9時)からスタンバイ。が、まったくサイト動かず。
        英語が得意なアルミさんの息子くんがメールで事務局に問い合わせ。
       「来週以降にオープンします」との返事が届く。
3月3日(月) 夕方(現地時間午前中)たまたまサイトをのぞいた息子くんがオープンしていることに気付いてグループエントリーに成功。この時にエントリー費(88ユーロ×4人分)カード決済。
3月4日(火)~ 各自で自分のデータを入力。健康診断書をアップロード。この時登録したメアドにのちのちのお知らせが届きます。
※ちなみに2018年は3月1日オープンだったようです。


☆エントリーの種類は
・ゼッケンのみ(88ユーロ)
・ゼッケンと後夜祭(軽食、ワイン飲み放題。110ユーロ)
・ゼッケンと後夜祭と翌日のシャトー巡りつき??(131ユーロ)
・ゼッケンと前夜祭と後夜祭と翌日のシャトー巡りつき??(180ユーロ)
※ゼッケン+2泊3日(2回朝食付き)+前日・当日のシャトルバス往復というのもあるようです。
こんな感じで、「ゼッケンのみ」から埋まっていくようです。
いろいろ込み込み部門の内容はちょっと怪しい…間違ってたらすみません。
一応こんなのがあるよ、程度に読んでおいてくださいませ。

☆健康診断書
お医者さんの健康診断書の提出(アップロード)が必須ですが
エントリーに成功してからでも大丈夫。
フォーマットは公式サイトでダウンロードできます。
エントリー時にダウンロードしてもOK。ごく簡単なフォーマットです。
私は、産婦人科医の友人の医院で書いてもらいました。
ついでに血液検査と尿検査をして5000円ぐらいだったかな?
かかりつけのお医者さんで書いてもらって1500円とか
たまにしか行かない病院で15000円と言われたりとか
この費用はバラつきがありました。時間があるときに問い合わせしておくといいかも。

☆シャトルバス
たいていの場合、ボルドー泊になると思うのですが
ボルドーと会場(ポイヤック)は60キロ離れてまして
鉄道も通っていますが便が少ない…。
オフィシャルのシャトルバスが楽ちんなようです。
(レンタカーという手もあります)
前日のゼッケン引き取り、大会当日の2往復分をネットで予約&決済。
エントリー時点では「6月以降」となっていましたが
実際は7月に入ってから受付開始となりました。
私たちは「乗れなかったらどうしよう?」と不安でしたが
実際行ってみたらバスはたくさんあったので
慌てなくても大丈夫だったのかも。です。

★ ★ ★
エントリー始まる前に、飛行機と宿を安く押えていたので
「エントリーに失敗するわけにいかない!」と意気込んでおりましたが
結局、他人任せ(息子くん)ですんなりエントリー完了。
グループエントリーだと、いったん枠を確保したあとに
ゆっくりデータ(住所氏名生年月日など)を入れられるので助かりました。

ただし、2つ失敗しました。
その①
グループのページが出来る前に、慌てて自分のアカウントを取ろうして
途中までフォーマットを埋めていたら、そちらでメアド登録されてしまい、
グループのページにメアドを登録できなかった…。
→Eたんは別のアドレスを登録。石子ちゃんと私はメアド空欄に。
その結果、事務局からの石子ちゃんと私宛てメールは全部、アルミさんの所に届きました。

その②
Tシャツのサイズが男女別。そうと気付かずSサイズを申し込み、キツくて入らず…。
日本人からしてもややタイトな感じでした(T_T)

☆ ☆ ☆
私たちの(ボルドーでの)費用は
マラソンエントリー 88ユーロ
シャトルバス(前日)12ユーロ
      (当日)22ユーロ
ホテル3泊1人分  116ユーロ
合計        238 ユーロ(28000円ぐらい)

ちなみに飛行機はエアフランスで
成田ーパリ乗り継ぎーボルドー
ビルバオーパリ乗り継ぎー成田
の往復で17万円。

高級ホテルではないので、かなーり安く上がりました。
もしまた申し込むとしたら…
ゼッケンのみ、か、大会主催のツアーかな。
あとからオプションでシャトー巡りとか。

スペイン美食旅を別にすると
20万円以内で収まりました!

(後半の鉄道+ホテル3泊分で3万ちょっと。
で、ございました)

いろいろ苦労もありましたが
それもまあ旅の楽しみということで
よい思い出かな。

そしてメドックマラソン、小ネタ編につづくっ!(しつこい)







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レース本番!その④ [メドックマラソン]

バルーンのアーチを5つぐらいくぐって
やっとこさゴール\(^O^)/

ゴール後はまた前日のグルメストリートのところで
メダルをかけてもらって
赤いパックパック、
バラのお花を一輪、
プラカップとストラップ、
そして木箱に入ったワインを受け取りました。
(重い…)
after.png

あ、この時もらった
スポドリみたいなのが好みじゃなくて
喉渇いてるのに飲めなかった…
飲み物テントでふつうのお水をもらって
ボトル2本ごくごく空けちゃいました。

エリア外の道路脇をふと見るとEたんが。
30分ぐらい前から待っててくれたそうです。
私「あの2人は?」
E「まだだよ。この時間じゃゴールできないと思うよ」
私「えーでも抜いてないよ?」

ワインの二重取り防止のため?か
1度ランナーゲートを出たら逆戻りは禁止。
お兄さんにダメダメ!と止められちゃう~。

ゲートの先にはフードテント?や
お水やコーラ、ビールのテントも。
ビールはプラカップで飲み放題なのですごい行列。
しかしどこを見ても石子&アルミはいない…。

「バラバラになった時の待ち合わせ場所、
決めとけばよかったね」と悔やむEたんと私。

やむなく大混雑のゲートで待つことに(これが一番ツラかった)
シャトルバスの時間(17時)が刻々と迫る中、
7時間を超えてようやくピンクの2人がゴーール\(^O^)/

よかったよう、どうしたのーー?

走歴の長いアルミさんが、石子ちゃんを引っ張る形で
6時間半ゴールを目指し順調に走っていたのだそう。
ワインを飲みつつ、牡蠣もステーキも食べたのに
41キロのフロマージュエイドのあとで
アルミさんが足つり…。さらにふらついて立っていられなくなった!んだって[がく~(落胆した顔)]
道端でうずくまっていたら、太った女性ランナーが通り
「私は医者よ。その人、横に寝かせなさい」と。
そのまま40分ぐらい草の上で伸びていた…そうです。…

ほかにも、親切な人たちがいて
「俺たちがゴールまで連れてってやる」というマッチョな男性をはじめ
「あと少しだよ、がんばれ」と大勢に声をかけてもらったそう。

制限時間(6時間半)のゴールは諦めたものの
なんとかシャトルバスの時間までに、と無理やり立ち上がり
「まるでカップルのようにぴったり抱き合って
ゴールを目指した」(石子ちゃん談)
ところがアイスを食べたら
「すーっと元気が戻ってきた」(アルミさん)!

どうやら貧血というか低血糖だったようです。
ふつうマラソンの時は高カロリーゼリーを摂取するのですが
今回は「エイドがたくさんあるから」と持ってなかったのが敗因。
しかもアルミさんは長い時間(4時間半以上)走り続けたことがなかったので
いわゆるハンガーノック状態だったのかと。

私もフルのタイムとしては最長(ワースト)記録でしたが、
ウルトラを何回か経験してるのでダメージは軽かったようです。

アルミさんと石子さんは私よりもたくさんワインを飲んでたけど
カヌレには気付かなかったのだそう。

制限時間オーバーで、「ワインは諦めた」という2人でしたが
完走セットはしっかりもらえました! よかったよかった!!

荷物を受け取り、えっちらおっちら、バス乗り場まで(ちと遠い)。
到着した時は17時を過ぎていましたが、
満席になったバスから1台ずつ発車するようで
まだ何台も空のバスが停まっていました。

一応、「バスに乗れなかった時」のことも考えて
鉄道の時刻なども調べてありましたが、
ポイヤック18時半ごろ発のボルドー行きをめがけて集まった
ランナーで駅があふれかえってたそうです。

私たちは無事にバスに乗れて助かりました。

バスの中でもしばらく具合が悪そうだったアルミさんですが
ホテルに戻ってシャワーを浴びたら完全復活。

予約していたボルドー市内の「La P'tite Brasserie」で
全員そろって打ち上げ[ビール]できました!
petit.jpg
カジュアルなお店でしたがお料理はどれもおいしくて大満足。
ビールで乾杯してワイン1本空け、デザート&カフェでしめて
全部で100ユーロ! 食後のワインまでサービスしてくれました(デフォルト?)
前日、EXPOから帰るバスの中でネットで探して予約したお店でしたが
雰囲気もよくて店員さんも親切。大当たりでした(^O^)v

タクシーで帰る道すがら、
専用?バスから次々降りてくる日本人ランナーが。
まだ仮装のままの人もいました。
後夜祭を楽しんで戻ってきたツアーなのかな?
お疲れさま~と心の中で声をかけながらも
今にも眠りに落ちそうなでした。


石子ちゃんに「liangちゃんが一緒だったらアルミさんも
倒れずにすんだかも…」と言われちゃった。確かにね。
少なくともカヌレを見逃さずに食べただろうから
(カヌレは逃すまいと目を光らせてた)
低血糖は防げたかもなあ。
でも私も必死に捜しながら走ったんだよう。

レース後にポイント地点の経過時間などを照らし合わせてみて
どうやら30キロ手前のワインエイドで私が抜いちゃったもよう。
21.png
ハーフ地点では確実に2人が前にいたのね。

bokka.png
この牧歌的なエイド(26~29キロのどこか)では
すでに逆転していたもよう…

だって…いかんせん、小さいのよ私たち。
そしてでっかいのよ、欧米人。
dekai.png
ワインエイドで、こんな人たちに紛れたら
見逃しすよそりゃ。。

あとね、メドックって「カート」部門もありまして
cart.png
3メートル以内であればカートを押しながら走ってもOK。
そしてカートを守るように10人ぐらいの団体で走ってるのね。
しかもまあまあのスピード。
これが後ろから来ると危ない。前にいると視界をふさがれる。
狭い道だと轢かれないように走るので精いっぱい…
もしかしたら、カートに気を取られてるうちに
追い抜いちゃったかなあ……

ランに関しては一番頼りなかった石子ちゃんですが
アルミさんが倒れたことで「私がしっかりしなきゃ」と
力強くゴールしました。頼もしいぞっ!

というわけで、レース本番編はこれにて終了。

オプションのワインシャトー巡りは申し込まなかったのですが
私たちの旅は後半の美食編へと続きます。



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レース本番!その③ [メドックマラソン]

さて、15キロを過ぎ
「3分の1終わったよ~」とハッパをかけるも
Eちゃんの様子がおかしい…。

「ちょっと歩いていい?」というので
前の2人は先にいってもらって
Eたんと私はウォーキングに切り替え。

札幌出身のEたんは暑さが苦手。
雲が消え、気温がぐんぐん上がってます。
日陰がほとんどない、ぶどう畑の中を走るのは
南国生まれの私だってツラい…

歩いたり走ったりを繰り返していると
仮設トイレを発見。幸い2人しか並んでないので
Eたんに先にいってもらって私はピットイン、、
したかったのですが待っても待っても空きません。
2分ぐらい待って、はぐれても困るので
トイレを諦め、Eたんを追うことに。

Eたんに追いついて6つめのワインエイド。
longvill.png
Chateau Pichon longvilleに。
ここはアルミさんが「押えておきたい」と言っていた2級シャトー。
しかし、ワイン好きでお酒も強いEたんが「パスする」…
うーむ、ただことじゃありません。
ここを押えておきたいのは他の人も同じようでテーブルは大混雑。
先に行った2人がいるかよく分からないので裏側に回って
longvi.png
やっぱりいない。それにしても
シャトーの人たち、すごい勢いでグラスを洗って
ワインをサーブしてくれてます。
私も一口だけ飲みました。おお、さすがに深い味。なんちゃって。

あとから見せてもらった石子ちゃんの写真。
balon.png
(ここで10分ぐらい待っててくれたみたい)

歩いたり走ったりを繰り返し、
スタート&ゴールに近いハーフ地点に。

メドックマラソンは8の字のコースで、
真ん中の〇と〇のくっついた所(=ポイヤック)が
スタート&ゴール。
map.png
最初に下の〇を走って、スタート近くに戻り
次に上の〇を走って戻ってきてゴール!です。
(年によって、上の〇から走るコースもあるようです)


過去のレースレポによると制限時間内に関門を通過できないと
ゼッケンをはがされ強制終了になるらしい。。

でもパンフレットにもホームページにも
関門や制限時間の記載はないのよ。
(念のためフランス語の先生にも見てもらった)

ようやく見つけたのが、EXPOで流れてたコース紹介の動画。
ハーフを過ぎたあたりに「3時間30分」という表示
でもそれが何キロ地点なのか、何度見ても分からず…。

とりあえず23~24キロまで3時間30分で行くぞーと
レース前に話していたのでした。

そして途中リタイアする場合、ハーフ地点より先に進むと
ゴールから離れる一方で、戻ってくるのも大変。
回収車はないようなので、自分の足で歩いて戻るしかない。

「この先、あと20キロ走れないと思う」というEたん、
22キロで勇気あるリタイアとなりました。

ゴールで会おうねーとEたんと別れて
時計を見るとすでに3時間20分近く。
どこだか分からない関門を通過しないと
私までアウトになってしまう~~[がく~(落胆した顔)]

「とりあえず関門の所まで行くぞっ!」と
スピードアップ[グッド(上向き矢印)]

でも周りはのんびりムード。
大丈夫なの? と聞きたいけど
隣の集団はドイツ語を話してるみたいだし
聞いてる時間ももったいないし、
とにかくダッシュだーーー[ダッシュ(走り出すさま)]

まったく関門らしきラインが見当らないまま
balloon.png
メルヘンちっくなシャトーの中に。
みんななんだかのんき…(いや、私も写真撮ったけども)

やみくもにこのシャトーの敷地を走っていたら
24キロ地点に計測センサーマットが!
ここが関門だったのか?
電光掲示板の時計は「3時間33分」。過ぎてるじゃん!!!

もしや?アウト??と思ったのですが
通路をさえぎる係の人も、慌てふためくランナーもいません。

あれは関門だったのか…?
いまだに疑問は解消されぬままです。

とりあえず、通過したっぽいので一安心。
torikko.png
関門突破を記念して?かどうかは分からないけど
写真撮影スポットも。
ここでみんなと一緒に撮りたかったなー…。

さてさて。
気温がガンガン上がって、シャトーを通るたびに
300ミリリットルぐらいのペットボトルの水をもらって
チビチビ飲んだり、首にかけたり。

だんだん、例の問題が切迫してきました。
そう、トイレ!です。
ぶどう畑に、、と言われても
budou.png
整然と並んだぶどうの木のあいだに入っても
丸見えざんす。道路のすぐ脇だし。

一応、覚悟を決めて、
ティッシュと
使用済みティッシュ回収用のビニール
を持参していました。。

そのまま、トイレのことは考えないようにして
走っていると、今度は、見つけたーー!

カヌレのエイド!
kanureeid.png
焼きたてなのかな?バックヤードに
どんどん届けられていました。

1つもらってパクリ。
うんまーーい♡♡♡

もう1つシルブプレ。とまたまたパクリ。
脳にガツンと糖分が補給された感じ。

疲れてしょんぼりしてたのに
カヌレ効果で急にパワーが湧いてきました!

いいぞ、私! いけいけ私!!

「〇〇(ゼッケン記載の私の名前)、アレー(いけー)」
と沿道からたくさん声援が。
「メルシー!!」と叫んで、ちびっ子とハイタッチして
びゅんびゅん(当社比)走りますが、
前をいく2人にはまったく追いつけず…。

28キロ過ぎあたり(たぶん)に仮設トイレ発見!
2基に5~6人ぐらい並んでたのですが
一応、行っておくことに。

しかーし、まったく列が進みません。。
あとから思えば、仮装してる人が多いから
時間がかかるのよね。

そして並んでたのは前も後ろも女性だらけ。
男性はぶどう畑で用を足しちゃうからかな?
そう思うとトイレがさほど混んでないのは
立ち〇〇〇が多いから、と言えなくもない…

私の後ろに並んでたイギリス人とおぼしき女の子達、
切羽詰まってたのか、私に「プリーズ、ハリーアップ」って…。
は、はい。。

幸い私は仮装といえるような格好でもないので
すばやく出てこられました。
その子達(娘ぐらいの年齢だったわ)におおげさに
「サンキューーー!」と言われちゃいましたよ(笑

頭もおなかもスッキリして、気持ちよく走るぞー
なんていってももう30キロ地点だし。
…んん?あれれ?!

アルミさんが「絶対飲もうっ」と言ってた
Chateau Lafaite Rothschildをパスしちゃってた…。

ずっと一緒に走る予定だったので
「教えてもらえばいいや」と自分で
どこに何があるかを把握してなかったせいです…。
vinaid.png
いろいろな給ワイン所を通過し(もうどこがどこやら…)
時々、ちょっとだけもらいました。

ほろ酔いのごきげんでも
30キロ過ぎるとツラくなるのがマラソンの常。
さらに後半は小高い場所にあるシャトーが多く
updown.png
アップダウンの連続で足がすり減るよ…

ワインを一口、水をボトル1本分、みたいな
水分摂取を続けていたので胃液が薄まってきたのか
だんだんムカつきも…(T_T)

まさにこのイラストのような状態。
35.png
35キロの距離表示。
てか、このイラスト!
もっとチアアップしてちょうだいっ!

こりゃ生牡蠣、ムリだなーと
なかば諦めつつ走っていました。

そしてやっとこさ生牡蠣エイドに到達。
一応、寄ってみると、、
kaki.png
おお、あるある!

小ぶりなので、イケるかも?
と1つつまんで、山盛り置いてあったレモンを搾り
ちゅるん♪ 冷え冷えで、うっまーい♡

もう1つ、ちゅるん。
塩が利いてて、うっまーい♡
さらに、もう1つ、ちゅるん。

冷たさ、酸味、塩分のトリプル効果で
またパワーがよみがえってきました。
白ワイン(初!)が置いてありましたが
やめときました…

いやー、牡蠣、おいしかったなーと悦に入ってると
すぐ次のリブステーキエイドに到着。
oniku.png
一口サイズのステーキ、少年が運んでくると
あっという間になくなります。
が、すぐに次のお皿が来るので大丈夫!
私も1つだけ。柔らかくてとってもおいしい牛肉でございました。
でもね、お肉はやっぱり座って食したいもんですね。

さ、次はえーっとそうそう、フロマージュ(チーズ)エイドだわ。
ゴールが近付き、食べるモードになってる私。

道路の反対側にありましたよー!
cheesse.png
ハード系のチーズ、フランスパン、そしてぶどうと
ロゼワイン。
このぶどうがおいしくて、3~4粒もらいました。
で、ロゼとチーズもね。

あと2キロだーー。もうちょっと!!
しかし、アルミと石子はどこじゃい!

さ、最後はアイスクリームです。
アイスキャンデーというかね。
ice.jpg
せっせと袋から出してくれる2人。
チョコのとオレンジ?のがあって
オレンジのをもらいました。

ふおお、冷たくて甘くておいしーい。
残り1キロ、なんとか持ちそうだー。

今度は目の前に横断幕が…
cheesse.png
美の最終ポイント?
おじさんに「〇〇、こっちこっち」と言われて
bote.png
写真を撮るはめに。いや、いんだけどさ。
顔にペイントする?ってジェスチャーで聞かれたけど
それはお断りしました。

残り1キロ、周りのランナーが
「キャー!」「ウオー!」と大声を上げながら
どんどんスピードアップ。
私もつられてちょっとだけアップ。

大歓声で迎えられてゴールしました。
タイムは5時間58分。

そして石子とアルミはいずこ?!

(つづくっ)




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レース本番!その② [メドックマラソン]

朝食エイドを過ぎてしばらく行くと
1つ目のワインエイドです。
jarimiti.png
写真の矢印はシャトーに向かうランナーの姿。
ブドウ畑をくねくねと走るとその先にシャトーがあるの、
分かるかな?

1つめのワインエイド、Chateau HautーBatallyに到着。
(ちなみに私の完走ワインはこのChateauのものでした!)
時間もったいないしパスしようか、と話してたのですが
通り抜けできず「飲んどくか」ということで
まずは1杯目。
aid2.png
ちょっと若いかな、なんちゃって。

周りも1杯目でますますハイテンション。
そして全然前に進めないっ!

ようやく広い舗装道路に出ます。
周りは結構ハイスピードのランナーが多かった。
エイドではゆっくり、走れる所は走る、という作戦なのかな。
我々はまたまたキロ7分半ぐらいで
スピードランナーの邪魔にならないよう縦列走行。

…なのに!
斜めに誰か割り込んできた、と思ったら
そいつに足を引っかけられて
気付いたら私、地面に転がっていました。

前を走ってたEたん、後から聞いたら
「いきなり足元にliangちゃんが倒れ込んできた」とのこと。

外人のおじさんが抱き起こしてくれたけど
私はてっきりその人に転ばされたのかと思って
「もーうっ」と毒づいちゃった。
Eたんによると、その人は後ろから来た無関係なランナー。
親切な人にお礼も言えず、大反省。。
たぶん、ノルウェー人。ごめんなさいっ!

で、私。両膝と肩をしたたか打って流血。
頭にでっかいタンコブ。足首もひねったっぽい。

止まる時間ももったいないので
みんなには先に行ってもらい、ゆっくり立て直します。
だてにワタクシ、走歴を重ねておりませんよ。
転倒も何度も経験あり。
痛い、けど、走れないほどではない。
頭はズキズキ痛むけど、ふらつきはないからたぶん大丈夫。

冷静に判断して、走り出し、みんなに追いつきました。
どうやらけっこう心配させちゃったみたい。ごめんね。

そのまま、また走っていると、ぶどう畑の片隅に救護車が。
擦り傷に汗がしみる前に、と、止まって治療を受けました。
「包帯も巻く?」と聞かれたけど、両膝に包帯巻かれたら
もう走れないもんね。「ノン。メルシー」と再び走り出し
先を行く3人を追います。

5分ぐらいで合流。おしゃべりで気を紛らわしながら走ってると
2つめのエイド。やっぱり飲んじゃう~。
だんだん気温が上がって水がないとツラい状況。
hane.png
どこだか覚えてないけど、エイドを出ていくところ。
みんなタイムのロスを取り戻そうとしてるのか
なかなかのスピードです(危険)。

給ワイン所のシャトーは20か所以上あり
全部飲んでたら、ゴールできなくなるかもだから
厳選して飲もうね、って言ってたのに
シャトーを通過するようなコース設計なので
ついついワインに手が伸びる…。。

シャトーはそれぞれに趣きがあって
できればゆっくりしかったのですが
あとまだ30キロ近く走ることを考えると
先を急ぐしかなくて。

5つめ(記憶があやふや)のシャトー。
grass.png

grass2.png
ちゃんとワイングラスで出してくれました。
バックヤードではすごい勢いで
grass3.png
グラスを洗ってた…ありがたい。

舗装道、ぶどう畑、シャトーの繰り返しで
だんだん疲れてきました。。
足がもつれそうになるのは
ワインのせいなのか、ゆっくりすぎるペースのせいなのか…。

そうこうするうちに
ランガールズ(というチーム名でした)に
3つめ(?)の試練が…。

「決断を迫られる」編に
つづくっ!





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レース本番!その① [メドックマラソン]

昨日はMGCを沿道で観戦してきました。
目の前でトップ選手の激走を見てじーん…。
お母さんみたいな気持ちで見守っていました。

42キロは長いよね…
とはいえ彼らが走ったのは2時間ちょい。
その3倍の時間かかった私たちのメドックレースレポです。

※大会前、過去に走った人のブログを読み、とても参考になったので
私も少しでも来年エントリーする人の役に立てるよう
レポしていきたいと思います。


当日の朝は5時起きで支度。
朝食は、日本から持参したカップうどん、
スーパーで買ったバナナ、
アルミさんが作ってくれたおにぎり♪(レンジがあってよかった!)

コスプレウェアの上に寒かったのでシャカシャカ上下を着て
ホテルの外でタクシーを待ちます。

6時半のシャトルバスに乗るので
タクシーの予約は6時。チェックインの時に予約済み…

なのに、タクシーがダブルブッキングで来なかった…[がく~(落胆した顔)]

やむなく2.5キロを走ってバス乗り場まで。
少しでも足を温存したいのに…

汗ダクになってバス乗り場に到着。6時30分過ぎになっていました。
バス乗り場は前日のEXPO行きとは違う場所です。
カンコンス広場から2本北の通りにバスがズラリ。
歩道にはコスプレランナーがひしめいていました。

でもこれまた、係のお兄さんの要領がよくないので
全然列が進まず、延々待って7時ごろにようやく乗車。
たぶん、最後の1台でした。
(歩いていっても間に合った?!)

バスの中で経口補水液をチビチビ飲みます。
メドック地区に入った辺りで窓の外は豪雨!
止んでくれー!という祈りが通じたのか
8時過ぎに到着した頃には雨が上がっていました。ラッキー♪

降りてすぐのトイレは長蛇の列。
とりあえずパスしてスタート地点に向かうことに。
するとランナーの人だまり。全然前に進まない。
周りの人たちはみんな荷物を持っていなくて
荷物預けしたい私たちは焦り出します。
ごめんなさい!と心の中で謝りつつ、ズルして横から前に。
すると、狭い入り口でボディ&荷物チェックをしていて
そこが渋滞してたのでした。

スタート地点に近付くと人々のざわめき。
興奮した空気があたり一体を覆っていました。
もうね、スーパーマンだらけ笑
外人さんはテンション高いのであちこちで奇声(?)が…笑
start.png
前日グルメストリートがあった川沿いのエリアに
荷物預けテント、トイレ、朝食のテントがありました。
taikai asagohan.png
バゲットにチーズやトマト、サラミなどを
その場で挟んでサンドイッチに(たぶん無料)。
おいしそう~! だけどマラソン前はムリー!!

とりあえずトイレに並びます。
道路側と河原側に仮設があったのですが
河原側のトイレは混んでなくて
10分ぐらい待って入れました。
(みんなコスプレしてるので、トイレの時間が長いのよ)

荷物預けテントでタグをもらい
ゼッケン№を書いて預けます。
時間ギリギリだったからかスムーズ。

9時15分ぐらいにスタートの列に並びます。
2014年に出たHちゃん情報で
「後ろに並ぶと最初の5キロはずっと歩きになる」
と聞いてたのでなるべく前へ。
おかげで、空中ショーもよく見えました。(長かった)
start1.png
音楽がガンガン流れブルーインパルスも飛んできたー!
とにかく派手! 周りもみんな笑顔で、
緊張感よりウキウキ、気持ちが高まります。

スタート時刻の9時半になっても
動き出さず、あれれ?と思っていたら
号砲(が聞こえた気がする)で一斉にスタート。
案外、動いてます。走れます。
でも人が多すぎてはぐれそう!
「縦一列になろう」と声を掛け、

①安定してフルを4時間半で走るアルミさん、
②5時間半~6時間で3回完走の石子ちゃん、
③名古屋を5時間02分で走ったEたん、
④2年ぶりサブ4の私
…の並びで、しばらくは淡々と。

沿道から大声援を受けながら
街中を抜け、すぐにぶどう畑へ。

聞いていたとおりの砂利道ですよ。
砂埃が上がってます。サングラスしないとね。

そしてやはり聞いてたとおり、
ぶどう畑へ駆け込んで用を足す男性ランナーたち…。
女装してる人も多いので「んん?!」と思って見ちゃったり…汗
でもね、丸見えなの…。これは、万一、ぶどう畑にですることになったら
どうしよう~と不安になります…[たらーっ(汗)]

キロ7分20秒ぐらいの予定通りのペースで走っていたら
急に前が詰まりました。何事?と思ったら
「Petit déjeuner」朝食コーナー(約3キロ地点)です。
puti dyu.png
私はお水のペットボトルだけもらいました。
クロワッサン、おいしかったって(^.^)

バゲットを持ったまま走ってる人もいましたよ。
puti dyu2.png
(思わず激写)
どんだけハラヘリ?!笑

このあと、エイドのたびに大渋滞。
道が狭いので横を抜けることもできないで
歩いたり、止まったり。時間が気になる…[たらーっ(汗)]

次回、「まさかの出来事」につづくっ!
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前日受付&エキスポ! [メドックマラソン]

マラソン前日、午前11時に大会のシャトルバスで
60キロ離れたポイヤックへ向かいます。

渋滞するボルドー市内を抜けしばらく走ると
もうシャトーが点在するメドック地区です。
車窓からブドウ畑を見つつ、翌日の(主にトイレの)ことに
思いを馳せます。

そう!だって「トイレがないから、ブドウ畑で用を足した」という
経験談をたくさん読んで、3時間台で走っても必ず1~2回トイレに行く私としては
戦々恐々…。しかし、
次々に現われるシャトーにテンションあがるランナー達。

およそ1時間半でポイヤックに到着。
テントが並ぶエキスポ会場。
マラソンのスタート&ゴール地点でもあります。

入る前に荷物&ボディチェックがありました。
(おざなり、なのに時間がかかる…)
expo.png
ワインのブースやビールが飲めるスタンドがありました。
↑の右下のは最後尾の山車。こいつに抜かれたらアウト?なのか?!

まずはゼッケン引き取りです。
しっかりめの巾着バッグには
ゼッケン、Tシャツ、パンフ、(景品)ミューズリー。
安全ピンは欲しい人だけなので、ここで忘れずもらわねばです。
ukeuke.png
Tシャツは男女別のサイズでした。
ユニセックスかと思ってSサイズを申請してたら、ピチピチ…(T_T)
後ろは杢グレーでおしゃれなので着たかったけどさ、、、
(や、痩せればいんでしょっ。)
仮装を忘れた人のために(?)コスプレショップもありましたよ!

もうひとつ、大会当日のボルドーーポイヤックのシャトルバス(要・事前予約)の
乗車チケット代わりにブレスレットを受け取ります。
bus.png
これは大会のあと、帰る時も必要。(厳密にはチェックしてないけど)

さーて、おなかが空いてきました。
川沿いにグルメストリートが出現していますよ。
gurume.png
観覧車やメリーゴーラウンドもあって
お祭りみたい。そしていい匂いが漂ってきます。
ワイン、ビール、お肉、アイス、チーズなどなど
そそられる屋台がズラリと並んでいます。
しばし悩んだ末、私たちが選んだのは、、
lunch.png
エスカルゴ、オリーブ、サラミ
そしてフレンチフライ。
ワインは翌日たくさん飲む予定なので
ビール!
川べりのテーブルでのーんびりランチタイム。

ワイン博物館?みたいなところに入って
お土産を物色しつつトイレを済ませ
シャトルバスに戻ってボルドー市内に戻ります。
14時半に出発し16時前に市内に着きました。
シャトルは折り返し、17時(かな?)のポイヤック便に。

ツアーで申し込むと、この前日受付しなくてよいので
時間がない人には便利ですね。
バスに3時間も乗ってるんだもの。疲れちゃうしね。
でも、独特の雰囲気を味わえたので
私たちは満足でした。

ホテルへの道をブラブラ歩きながら、
お目当ての、もうひとつのカヌレ専門店La Toque Cuivrée へ。
こちらはボルドー市民に愛されるお店とのこと。
canulle3.png
大中小のサイズがあって、お値段もお手頃。
(もうひとつのお店の4分の1ぐらい)
canulle2.png
箱もかわいい♡
とーっても残念なことに日持ちしないの。
小さいのは当日、中は2日、大は4日と言われました。
イートインはなし。大を8つテイクアウト。

翌日はフルマラソンなので、この日の夜は
ホテルで済ませることに。スーパーに寄り、
セルフのサラダコーナーで調達。
野菜やお豆、チーズ、卵、穀類など30種類。
dinner.png
自分で好きなように詰めてグラム単位で値段が出ます。
私はちょっと詰めすぎて80ユーロぐらいになっちゃった。
キヌアとか麦とか穀物も多めに取ったからかな?
アルミさんが買ってくれたケシの実パンと共に
一応、カーボローディングできたし、大満足でした♪

夕方6時半ぐらいの街中。
8時ぐらいまで明るかったです。
ugata.png

(レース当日編につづく)


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ボルドーに到着! [メドックマラソン]

大会の前々日、木曜の夜にパリ経由ボルドーに到着しました。
シャルル・ド・ゴール空港のトランジットは3時間弱。
日本にもあるけどPAULでいいや、とビール&サンド。
paul.png

約1時間のフライトでボルドー空港に到着。
ターンテーブルには大きなワインボトルが♪
airport.png
この日、日本から来たマラソン参加者で荷物ロストした人もいたみたい。
一緒に行ったEちゃんは、ちゃんとそのへん考えて
ウェアやシューズを手荷物にしていました。
幸い、私たちのスーツケースはちゃんと出てきて
すぐにタクシーで市内のホテルへ向かいました。

宿泊したのはアパートメントホテル。
レンジやシンクが各部屋にあって便利でした。
難点は少々中心地から遠いこと。とはいえ2.5キロ。
2日前倒しで渡仏し、パリからTGVで到着していた石子ちゃんと合流。

持参したおやつをつまんで、早々に就寝。

翌朝は6時半に起きて市内観光がてらジョグ。
まだ真っ暗な中、写真を撮りまくるジャポネーゼ。
jog.png

ポイントをチェックして、川沿いへ。
たくさんジョガーがいました。
乗り捨てられたキックボードで記念撮影。
kickboad.png
街じゅう走ってましたよー。レンタルもあり。
乗って(走って)みたかった…

明かりが見えたので入ってみたら
march.png
マルシェでした。

7時過ぎたあたりでパン屋さんを見つけて朝食。
tyousyoku.png
フランスだからクロワッサンとカフェオレ!
…という3人。私はコーヒーとアップルパイ。
さくさくおいしい。コーヒーもおいしい。幸せ。

歩きも入れて合計7キロ。
大会前日なのでこんなもんです。
朝は肌寒いぐらいで走りやすい気温でした。

ホテルに戻ってシャワーを浴びて
ゼッケン引き取りに向かいます。

今度はトラムに乗って街の中心地へ。
シャトルバスの乗り場を確認したあと、
カヌレ専門店「CANELÉ BAILLARDRAN 」へ。
街じゅうにあるチェーン店。ちとお高め。
中心地のお店は優雅な内装でイートインも可能。
カヌレ.png
飲み物を頼むとミニカヌレがついてきます。
canulle.png
この旅での初カヌレだったので「おいしーい」と感激。
ボルドー発祥のお菓子だもんね。
店員さんたちもキュートで、入ってよかったーと思ったのですが
誤算はトイレがなかったこと。
がーん、と思ったら「公園のトイレがあるわよ」って。
知ってるけど有料でしょう? 仕方なく、おつりをもらうときに
(ちょっと嫌みっぽく)「トレイ用のコインを混ぜて」と頼むと
「そこのは無料よ」!! あ、そうでしたか、失礼しました。
tourist.png
(このツーリストオフィスの前のトイレです)

そうこうするうちに時間がきたので
シャトルバス乗り場へ。

ボルドーからメドック地区の中心ポイヤックまで60キロ。
鉄道でも行けるけど本数が少ないので
大会のバスが便利です。(要・事前予約)
shuttle.png
カンコンス広場の北側の道路にズラッとバスが並んでいまして
ビブスをつけたおじさんがリストをチェックしてました。

バスに乗り込み、エキスポ会場へGO!

(つづく)


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【完走報告】 [メドックマラソン]

メドックマラソン+美食の旅より、帰国しました。
不在中に千葉県は台風で大変なことに…。
早くすべて復旧しますように。

さてさてメドックマラソン。
「4人でゴール」を目指して練習してきましたが
1人リタイア、3人完走。という結果でした…。
vin.png
なので、完走ワインは3本のみ…

道中は想像以上にたくさんのワインエイドがありました。
aid.png
飲んでどこまで走れるか自信がなかったので
私は控えめに5杯ぐらい。

大会はもうね、地域をあげてのお祭り!
本気で楽しませるぞ!って意気込みを感じました。
無題.png

仮装は必須(?)で仮装率は99%!
今年のテーマは「スーパーヒーロー」だったので
全体の6割ぐらいがスーパーマンでした。
superman.png

私たちも、スーパーガールふうの衣装。
ランシャツにマントを縫い付けたの。
supergirl.png
supergirl2.png
このマントだけプラスのスタイル、けっこうたくさん見かけました。
無題.png
おそろいの格好をしてパックで走るグループが多かった。

私たちもそのつもりでしたが
途中、2人と2人に分かれ、1人脱落し
最後は1人と2人、別々にゴール。

制限時間の6時間半以内にゴールできたのは
1人(=私・5時間58分)だけ、という
なかなか過酷なレースとなりました。

華やかで明るく、おいしく、楽しく
そして感動的なレースでもありましたが
そのあたりは、おいおい…。

とりあえず、完走のご報告でした。




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やっと到来 [メドックマラソン]

やっと到着しました♡
medoc.png
メドックマラソンのパンフレット。
みんなより1週間遅れ。
半ば諦めていたのでうれしい♡

イラストに今年の仮装テーマが!
medoc3.png
「スーパーヒーロー」です。
我々は最低限の、かわいい衣装を用意しました♪
完走できないと困るからねえ。

コース図。
mwdoc2.png

マークがついてるの、分かります?
medoc1.png
上から、
食料補給(水、フルーツ、お菓子など)
ワインの利き酒
牡蠣
牛のリブステーキ
チーズ
アイスクリーム
プチ朝ごはん
ビオセボン(スーパーマーケット)
です。

メドックにある60のシャトーのうち、
20のシャトーが給ワイン所を出してくれるそうな。
全部飲めるかなー。

あと「気候条件によっては距離を変更します」との注意書きも。
ヨーロッパは熱波に見舞われ、ボルドー地方も連日40℃近い猛暑。
9月は少しマシになるだろうけど…。

距離、短くてもいいかなー、その場合、給ワインはどうなるのかしら…
コース上にシャトーがあって、そこに立ち寄る形なので
省略されたシャトーのワインは飲めないのでしょうねえ。。

暑くて走るのもやっとですが
パンフレットが届いてまたちょっと燃えてきました。
4人でゴールできますように!
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