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サイテー男物語 [本]

台風が猛威を振るっていますね。
被害が最小限で収まりますように。

練習会+ゴリゴリ整体の予定でしたが
朝、夫を駅まで送った以外は
一日家から出ずに仕事。

今度の週末は北海道遠征ですので
前倒しで仕事しなくては。
こんな天気はあきらめもつくので
まあまあ集中して、だいぶ進みました。

合間に読書。
先日も紹介しました、この本がねー面白くて。

打ちのめされるようなすごい本 (文春文庫)

打ちのめされるようなすごい本 (文春文庫)

  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2009/05/10
  • メディア: Kindle版



週刊文春に掲載されていた
書評をまとめた本なのですが
米原さん独自のピリッとした切り口がなんとも痛快。
読みたい本リストがどんどん増えます。
本とともにロシアや東欧についての解釈が分かりやすい。
そして早世したこと、改めて残念でなりません。
もっと米原さんの書評やエッセイを読みたかった!

↑の中で絶賛されていたのが
こちら

源氏の男はみんなサイテー (ちくま文庫)

源氏の男はみんなサイテー (ちくま文庫)

  • 作者: 大塚 ひかり
  • 出版社/メーカー: 筑摩書房
  • 発売日: 2004/06/10
  • メディア: 文庫



いやもう確かに!目から鱗な源氏解釈。
光源氏も頭の中将も、誰もかれもメッタ斬りで痛快です。

私が通っていた大学には
「源氏」研究の権威と呼ばれる教授がいましたが
あの先生はこの本をご存じだったかしら?

教授も米原さんももう故人。
けれど、著書や教え、文章や言葉は生きています。
感謝&合掌。。。
あ、紫式部もね。






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コメント 3

keroyon

書評をまとめた本、おもしろそうですね!
キョンキョンもそういうの書かれてましたっけ、読んでみたいと思っていました。
源氏物語、高校時代からのファンですか、
お話に惹かれたのであって、人物ではありませんでした。
たしかに「サイテー男」かもしれません(((^^;)
by keroyon (2016-08-23 04:46) 

よーちゃん

なるほど、そういう目線で源氏物語を見ると
サイテー男物語になるのですな(;^_^A
読みたい本と、その時間の確保、永遠のテーマかも。
by よーちゃん (2016-08-23 08:12) 

liang

>keroyonさま
キョンキョンの書評集も読んでみたいです~。
書評は相性というか、好き嫌いがあるので
人気のある文芸評論家でも、「?」と思うことがよくあります。
米原さんは、文章だけでも読ませるので、楽しいですよ~

>よーちゃんさま
お忙しいよーちゃんさん、読書の時間を捻出するのは大変そうですね。
私は電車に乗る回数の減少、老眼、と読書量が減る一方でしたが
電子書籍導入で、前よりよく読むようになりました。
by liang (2016-08-24 08:58) 

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